介護業界のいま

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要介護認定ってどういうときに申請する? 在宅か施設かってどう判断する? 介護ビギナーQ&A
(2021年10月19日)


介護と関わりなく暮らしてきた人が、「うちの親、そろそろ介護のこと考えた方がいいのかな?」と思ったとき、何からどう考えればいいかわからず立ち往生してしまうこともあるだろう。 今回は、そういう人に向けて、Q&Aで「介護の入り口」について解説したい。

Q 介護サービスを受けるための要介護認定は、どういうタイミングで申請する?

A 日々の生活に、周囲の助けが必要になってきたら申請のタイミング。それがよくわからない場合は下記のチェックポイントを参照して。

脳卒中や転倒による骨折などにより、明らかに体に不自由が生じたときには、病院からも要介護認定申請を勧められるはず。
タイミングに迷うのは、高齢の親の一人暮らしや夫婦二人暮らしで、どの程度生活に支障が出ているのかがよくわからないケースだろう。
その場合、以下のようなことをチェックしてみよう。
あてはまることが複数あるようなら、認知機能の低下で生活に支障が出ている可能性が大きい。「見守りの目を入れる」という点から、訪問介護などの利用を検討したい。
訪問介護など介護保険の利用には、要介護認定を受ける必要がある。介護保険の利用については、親の住んでいる地域の「地域包括支援センター(包括)」に相談するといい。「包括」は、地域の介護相談窓口だ。インターネットの検索サイトで、「地域包括支援センター 親の住所」を入力すると、「○○市の地域包括支援センター一覧」などが出てくるだろう。
住所によって担当の「包括」が異なるので、一覧で担当の「包括」がどこかを確認してほしい。また、地域によって、「地域ケアプラザ」(横浜市)、「あんしんすこやかセンター」(東京都世田谷区)など、愛称が異なる場合もあるので注意が必要だ。

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